自分から声をかけてみる
『1秒で「気がきく人」がうまくいく』
松澤 萬紀
私は一人で慣れない人だらけ、知らない人だらけの場に行くということが、ものすごく苦手でした。
お酒もそんなに飲めない、ノリがいいタイプではない、どっちかというと根暗。面白い話も私が話すと面白くなくなる。。。
だから、いつも「一人ぽつん」になる自分が頭に浮かんできてしまって、そういう場に行くことを、怖いと感じていました。
私は人見知り。話しかけるのは苦手。→誰か話しかけてくれないかな(待機)→誰も話しかけてくれない→一人ぽつん→やっぱり、こういう場は苦手。。。こんな繰り返しでした。
「人間関係を築く最初の一歩はいつだって自分にある」
「自分から話しかける。自分からしてあげる。自分から差し出す。自分から気を配る。」
この本を読んで、自分はなんて傲慢だったんだと恥ずかしくなりました。。。
そして、自分から声をかける練習を始めてみました。
何度も練習していくと、たいていの人は温かく受け入れてくれるということに初めて気づきました。
たまに少しそっけない対応をされても、何か考え事をしていたのかもしれない、心配事があるのかもしれない、と気にならなくなりました。
こうして練習していくうちに、少しずつ、ご縁が広がっているのを感じています。
今もまだ、慣れない場に行くことに怖さがないわけではありません。
でも、思い切って、行ってみてよかったと思う体験がひとつずつ増えています。