One Book, One Action

理想の自分への道 -行動記録-

食事をしながら瞑想

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週1で行っているヨガクラスで、月1で開催されている瞑想講座に参加してきました。

 

今回は食事瞑想。おにぎりをいただきながら、自分を観察していくというものでした。

 

流れは、こんな感じでした。

 

1. おにぎりをじっくり観察する。

 

2. 目を閉じて、お米が玄米から発芽し、この食卓の上に並ぶまでの過程をありありと思い浮かべてみる。

 

3. おにぎりを手に持って、重みを感じてみる。

 

4. 鼻に近づけて、ニオイを感じてみる。唇に触れた感じを味わってみる。

 

5. ひと口、口に入れ、最低30回噛んでから飲み込む。 喉を通り、食道から胃の中へ入って、消化されていく。その過程を感じ、観察してみる。これを繰り返す。

 

まだ続きもあるのですが、これが第一段階。

いろいろな発見があり、驚きでした。

 

まず、私は約40年間、ほぼ毎日、お米を食べてきたにもかかわらず、お米が発芽して、収穫され、脱穀されるまでの過程を知らないということに、今さらながら気づきました。

 

なので、自分が見たことのある光景を断片的につなぎ合わせるかたちでしかイメージができないのです。

 

家に帰って、ネットで調べてみました。本当に多くの手がかかるんですね。

 

「米」という字は八十八という文字から作られたといわれていること、88回の手間がかかるという意味だということ、初めて知りました。

 

そして、もうひとつの驚きは、30回噛んだくらいじゃ、お米がお粥のようにはならないということ。だいたい100回くらいで、やっと、飲み込んでもいいかなと思えるくらいの状態になるんですね。

 

その100回噛んでいる間の口の動き、舌の動きにも驚きました。すごい動き。今まで意識して観察してみたことがなかったので、自分の体のことながら、感激してしまいました。

 

この瞑想を通じて、自然とお米、作ってくれている方々、自分の体に感謝の気持ちがわいてきました。

 

今まであまり感謝の気持ちを持たずにいたもので…

 

この瞑想、食卓に並んだ材料のうちひとつを決めて、同じようにやってみるといいそうです。

 

今日も楽しい一日を♪